● 山では「間合い」を取る

山登りのルール

「間合い」とは、人と人との間隔のことです。

つまり「間合いを取る」とは、人と人との間隔をあけるということです。

特に山道を歩いているときは、十分に間隔をあけてなければなりません。

私も初心者のときはあまり気にしていませんでした。

しかし「将棋倒し」になりそうになった経験から、間合いを取るようになりました。

当時私は知人ら数名で山頂に向けて山道を登っていました。

狭い道を一列に並んで登り坂を歩いていたのですが、突然私の前を歩いていた友人がつまづいて、私の方へ後ろ向きに倒れてきたのです。

私は友人を支えられずバランスを崩して、私も後ろ向けに倒れてしまいました。

幸い私の後ろには誰もいませんでしたから、私が倒れて済みました。

もし列が長ければ、何人もが転倒したでしょうし、ケガ人が出たかもしれません。

この経験からその後は、少なくとも5メートル以上の間合いを取るようにしています。

自分とほかの人とが接触しないようにしています。

将棋倒しというのは一つの例ですが、ほかにも自分のリュックがほかの人に当たってしまい、崖に落としてしまうかも知れません。自分が踏み外した落石が近くの人に当たるかも知れません。自分が振り払った枝がほかの人に当たるかも知れません。※これらは極端な例ですが。。

おしゃべりに夢中になるとどうしても「間合い」を取るのを忘れがちです。

自分やほかの人を傷つけないために「間合い」を取ることを心掛けるようにしましょう。

コメント