私は登山中、足のコンディションを常に最良に保つように心がけています。
山登りは、自分の「あし」で登り、自分の「あし」で下山しなければならないからです。
そのため私は「インソール」を使っています。
インソールとは靴の「中敷き」のことです。
インソールは様々な種類がありますが、私が使っているは「登山用のインソール」です。
私がインソールを使用する理由は、サイズ調整のためではありません。
足のコンディションを最良に保つためです。
なぜ「登山用インソール」を使うのか。
- 疲れを軽減できる
- ケガの防止になる
「登山用インソール」は軽くて固く弾力性のある素材で作られています。
「土踏まず」の部分が盛り上がっていて立体的な作りです。
足裏全体にピッタリと沿うような形になっています。
足に体重をかけたときに靴の中でインソールが車のサスペンションのように働いて、やさしく足を受け止めてくれます。疲れを軽減してくれます。
また、インソールは靴の中で足がズレるのを防いでくれます。
どれだけ靴ひもをしっかり結んでいても、登ったり下りたりしているうちに、靴の中で足がズレることがあります。
特に下り道ではズレやすく、体重がつま先にかかってしまいます。
しかしインソールがあれば、土踏まずの部分に盛り上がりがあるため、土踏まずで体重を支えるので、つま先に負担がかかりにくいのです。
注意していないと、つま先はケガをしやく、爪が割れることもしばしばあります。
登山中はつま先に負担をかけないようにしなければなりません。インソールはつま先のケガを防いでくれます。
私は10年ほど前に登山用のインソールを買いました。
値段はだいたい4,000円くらいだったと思います。
「インソールに4,000円」と聞けば、高い買い物だと思いますよね。
しかし、そのとき買ったインソールを今も愛用しています。
靴と違ってインソールはすぐには傷みません。
長く使えるので決して高い買い物ではないと思います。
一度使えば、もう手放せません。
私は新しい登山靴を買うときも、このインソールを持ってお店に行きます。
たいだいどんな登山靴にも入れることができますが、まれに登山靴とインソールとの相性が悪いことがあります。
お店ではインソールを入れて試し履きをしています。
※インソールを入れて試し履きをする際は、店員さんに必ず許可をもらうようにしています。
一度、「登山用のインソール」を使ってみてはいかがでしょうか。
特に、自分にピッタリの靴に巡り合えていないという方は検討してみてください。
インソールひとつで履き心地が格段に良くなるかも知れません。
すでに登山靴を持っていて、今後インソールの購入を検討中の方は、登山靴をお店に持って行って自分にピッタリのインソールを探してください。
「登山用のインソール」は様々な種類があります。
素材も様々、効果も様々です。
自分にピッタリの「マイ インソール」を見つけてみましょう。
コメント