山登りグッズの中で、もっとも大事なのは「靴」です。
少々大きいなと思うようなリュックサックでも山登りはできます。
少々小さいなと思うような服でも山登りはできます。
しかし登山靴は、自分にとってピッタリでなければ山は登れません。
大きいサイズの靴で登山をすれば、すぐに靴ずれができてしまいますし、小さいサイズの靴では足が圧迫されてすぐに疲労してしまいます。
山登りは「あし」の状態を常に、最良の状態に保つ必要があります。
自分の「あし」で登って、自分の「あし」で下山しなければならないからです。
ですから私はいつも自分の足と相性のよい登山靴をじっくり選んで買うようにしています。
新しい靴を買うときは、だいたい10足くらいは試し履きします。
同じ靴でもサイズ違いのものも履いてみるのでこれぐらいは試し履きしていることになるのです。
10足履いても自分の足にしっくりこないときは、別のお店で選ぶか、その日は「買わない」ようにしています。
あせって買わない。「買わない勇気」も大事だと思います。
妥協して買ってしまい、不快なままで山を登るのは大変危険なことだからです。
不快な状態で足をかばい続けると膝に負担がかかってしまい早く疲労する原因にもなります。
足が不快であれば必ず別のところに負担がいくのです。
「あし」が一番大事です。
何度も履き比べて、じっくりと検討して、自分の足と相性のいい靴を見つけることをおすすめします。
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